2013年9月28日土曜日

iPhoneへの動画変換メモ(バーチャルサラウンド音声を動画に埋め込む)

普段Blu-Rayの5.1ch音声をSU-DH1を使ってヘッドホンで聴いてるわけだけど、どうせならいつもiPhone用にエンコードしてる動画でも楽しみたい。

BDの5.1ch DTS HDの音声出力をSU-DH1で変換して録音。
録音した音声を作成した動画に入れる。


1.録音(Power DVD設定)
2.録音(SU-DH1設定)
3.録音(Audacityを使用)
4.編集(Audacityを使用)
5.動画作成


1.録音(Power DVD)
 まず変換するBlu-Rayに5.1chの音声が無いと話にならない。
 製品情報やパッケージ、タイトルメニューやtxMuxtureで確認できる。
 タイトルメニューで5.1ch音声を選択するか、音声切り替えで設定。
 "設定"の"音声出力"タブで"S/PDIF出力"を選択。
 サラウンド選択は"主音声のみ"を選択。
 この辺りはPower DVDの取説を参照。
 これで光デジタル出力から5.1ch音声(DTS HDなど)が出力される。

2.録音(SU-DH1)
 "DOLBY PRO LOGIC Ⅱ"は使わない。
 DH1~DH3は適当に(今回はDH2を使用)。
 SU-DH1の取説を参照。
 0dbと-8dbは-8dbにしておく。
 
 SU-DH1はGAME BOY ColorのACアダプタが使えるという素晴らしい点が。
 もう今では生産終了しているみたいですね。
 
3.録音(audacity)
 SU-DH1の出力をLINE INに接続。
 MIC INだとノイズだらけで話しにならなかった。
 録音にはAudacityを使用。
 あまり考える必要もなく録音ボタンで録音開始。
 停止ボタンで終了。
 
 音量の調整(SU-DH1)が難しかった。
 小さすぎると悲しい感じだし、大きすぎると耳にザクザク刺さる最悪な音になる。
 何回か試しに録音してみて決めるのが良さげ。
 
 Power DVDでチャプタ戻してから即一時停止とかやると、開始位置がずれる。
 一時停止してからチャプタ戻しがよい。
 
4.編集(audacity)
 録音した音声をBlu-Rayの映像の開始位置と合わせないといけない。
 やり方が分からなかったから自己流。
 Blu-Rayから普通の2ch音声をdemux(txMuxture使用)する。
 Audacityで「ファイル->取り込み->オーディオの取り込み」からdemuxした音声を取り込む。
 取り込んだ音声の波形を見ながら、録音した音声をタイムシフトツールで合わせる。
 範囲指定して"選択範囲を書き出し"する。
 これで準備完了。

5.動画作成
 映像はいつも通りエンコードする(x264)。
 2ch音声と録音した音声をAACに変換(neroAacEnc)
 mp4boxで動画と音声をmuxして完了。
 
 mp4boxのmuxは下記記事を参照。

これで外出先でも大迫力のサラウンドが楽しめる。

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